2024年12月24日(火) 03:43 JST

餃子の王将・出町店のお話

☆ぬいいとさんの妄想・その1★
もし私が地元で商売するなら
「 朝ごはん屋さん 」なんてのもアリかな。
ワンコイン(500円)かそれ以上の値段で、ゆっくり座って…
なんて店はこの辺にはゴロゴロある。
そんなんじゃなく、「 とにかく食えるとこ 」がコンセプト。

汁かけごはんでも、インスタントラーメン半分でも
食パンに牛乳でも、たこ焼きでも、ちっちゃいお好み焼きでも
ごはんにつけものでも、塩にぎりでも
なんでもいいからとりあえず食べれるところ。
「 ゆっくり食べる時間ないねん 」
って場合がほとんどやろから、ちゃっちゃと食べられる量で
「 親が作ってくれへん。」
って子のためにできれば1品100円前後で。
…商売、成り立てへんか?(笑)

★ぬいいとさんの妄想・その2☆
以前智香子さんが
「 夢の学園をつくりたい 」
と言ったときに、私は「 学食のオバチャンやらせて 」
と、名乗りを上げた。
しかも
「 生徒たちには、『勝手に作って食え!』の体で望む 」
の、注釈付きで。
書類選考の時点でおとされそうやけど。(笑)

作るのはなんぼでも作ってあげる。
ただし、「 お金を払ってくれるなら 」である。
何事にもボランティアには、限界があるからだ。

ただ、勉学に一生懸命で、親からの援助もなく
食べるにも困っている子たちを見ると
やはりなんとかしてやりたいと思うのが人情だ。

そこで考えたのが
「 勝手に作ってとにかく食え。」である。

お代はタダか、もしくは二足三紋。
対象は諸事情で食費に困っている学生さん。
学食の厨房の一角を貧乏学生さんのために確保し
使っても良い食材をいくつか揃えておいて
あとは勝手にやりなはれと、丸投げするのである。
高い食材は並べられないけど、ご飯と玉子と
ベーシック野菜何種類かあればなんとかなるだろう。

学食のオバチャンよりも絶品なランチ、作ってたりして(笑)。
………………………………………………
かねてよりそんな妄想してたら
もうとっくの大昔からそのようなことをやってる人がいた。
タイトルに出ている
「 餃子の王将・出町店の店長さん。( 60歳 )」
新聞にかなり詳しく掲載されてたので
ここでも店名を明記しても良かろと勝手に判断。

食費に困っている学生さん対象に
食後に皿洗い30分してもらうことを条件に
定食を無料にしているという。
なんとそれを28年間も続けてらっしゃるというのだ。
新聞の取材があったその日にも約10人ほどの学生さんが
狭い洗い場でひしめき合いながら皿洗いをしていたという。
近年の売上低下で台所も決して楽ではないのに
今でも変わらずそのスタイルを貫いているそうだ。

店長さん曰わく。
「 学生さんに食べ物の心配させたらあかん。
おなかいっぱい食べて、勉強にスポーツに
頑張ってほしいんや。」

…そうか、皿洗いか。
そんな手もアリやな。メモメモ… φ(.. )